議員の皆さま、スタッフの方々、それぞれスマートフォンでお仕事をされていると思います
個人的な感想ですが、一般より政治業界の方が「メールやSNSメッセージより電話の比率が高い」と感じています
微妙なニュアンスは確かに文字情報より音声の方がより正確に伝わるので「政治の現場」では必要なのかもしれません
ただ、日々お忙しいので、全てに応答できるわけではないと思います
ふとスマホを見たらたくさんの伝言が!ということもあるでしょう
パソコンで聞ける留守電(しかもタダ)
スマホの留守電は、本体の留守電機能やキャリア(docomoやau、SoftBankなど)のオプションを使っている方が多いかと思いますが、工藤が使っている方法は
「パソコンでも留守電メッセージが聞ける」ものです
パソコンでも内容が確認できると、スマホしか確認できない状態より便利に使えています
また本体の留守電機能は電波の届かない「圏外」「電源オフ」状態では録音できませんが、この方法ではバッチリ録音できます
しかも「タダ」
今回はこの方法をご紹介します
条件はいわゆる「カケホーダイ」プラン
タダで利用するには、各キャリアが提供するいわゆる「カケホーダイ」プランの契約であることが必要です。
最近ではどのキャリアもこのプランを推してますので、多くの方はカケホーダイかと思います
(一部、auでプランを最近変えていない方はカケホーダイプランではないかもしれません)
また5分以内の通話カケホーダイ「ライト」プランでも留守電に5分もメッセージを録音することはほぼ無いでしょうから大丈夫だと思います
パソコンで使えるIP電話「IP-Phone SMART!」
楽天コミュニケーションズ株式会社が提供するサービス「IP-Phone SMART!」は、スマホで050番号が利用できるIP電話サービスです
特徴は「初期費用・月額費用・留守番電話が全て0円」(発信した場合のみ時間に応じて課金)なので、留守電に特化した利用であればタダで使えるところがミソです
利用するのに必要なものは
○留守電データファイルを受信したいメールアドレス
○登録用クレジットカード
です
申し込みに従ってメールアドレスを登録すると確認メールが届きますので、そこからクレジットカードを登録すると手続きは完了
ログイン後に留守電として使うために次を設定します
○自動的に割り振られる050で始まる電話番号を確認しておく(後で使います)
○各種設定→着信転送/留守番電話設定
※留守番電話設定の「呼出時間」は、キャリアの転送電話機能で設定するので関係ありません
○「着信メール通知+録音データファイルの添付」を選択
キャリアの「転送電話」を設定
次に、各キャリアが提供する「転送電話サービス」を設定します
ネットで調べたところ、各キャリアとも050番号のIP電話への転送はカケホーダイ(ライトを含む)の対象のようですが、設定する際は念のためキャリアに確認されることをオススメします
※docomoのみ転送電話利用に申し込みが必要で、auやSoftBankは不要です
○転送先の電話番号 IP-Phone SMART!で自動的に割り振られた050で始まる電話番号をセット
○呼出時間 何秒で留守番電話になるかを設定するので、お好みで。
○ガイダンスの有無設定 経験上、ガイダンスが流れると伝言を残さず切ってしまう方が多いようです。工藤は「無し」を設定しています
○以上をセットしたら、最後に転送スタート!
以上で「パソコンでも聞ける」「タダ」の留守電完成
以上で完成です
○電話が掛かってきて転送電話で設定した呼出時間になるとIP-Phone SMART!留守電へ
○「圏外」「電源オフ」ではすぐにIP-Phone SMART!留守電へ
○留守電が吹き込まれるとIP-Phone SMART!に設定したメールアドレスに録音音声データを添付したメールが届くので、添付ファイルを確認
○留守電付きメールのタイトルは「【IP-Phone SMART】メッセージお預かり通知」
○留守電無しメールのタイトルは「【IP-Phone SMART】着信通知」
いくつか、デメリットというか注意点
○メール添付で留守電を確認する場合は、パソコンのスピーカーから音が出てしまう場合がありますので、周りの方に聞かれてしまうかもしれません
○同様に、スマホで確認する場合もスマホ端末の音再生アプリによっては、耳に当てる「受話口」でなく、スピーカーから音が出てしまうことがあります